フレンチブルドッグの性格・しつけ・飼いやすさは?値段相場はいくら?

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フレンチブルドッグは、その名の通り、フランスが原産の犬種です。

イギリスのブルドッグやスペインのマスチフを元に、フランスで小型化され、フレンチブルドッグの基礎が作られました。

その後アメリカに渡り現在のスタイルに近づいたため、現代のフレンチブルドッグを作ったのはアメリカだという考え方もあるようです。

目次

フレンチブルドッグの性格

フレンチブルドッグは、活発でフレンドリー、好奇心旺盛で遊ぶのが大好きです。自分で何かを見つけたり、探し出してきたり、とゲームのような遊びを開発してしまいます。いっぽう、思慮深く聡明で、物静かで人間の言うことをよく理解できます。フレンチブルドッグに何か話しかけると、首を傾げながらじっとこちらの目を見つめます。その姿は言葉の意味を理解しようとしているように見え、実際に理解できることも多くあるようです。

フレンチブルドッグの種類(色やタイプ)

フレンチブルドッグの毛色には、フォーン・ブリンドル・パイドがあります。フォーンとブリンドルには白斑が入ることもあります。フォーンの色調はレッドからライト・ブラウンまであり、全体的にホワイトの犬はパイドに分類されます。パイドは白地にフォーンやブリンドルが入ったものです。

フレンチブルドッグの値段・価格相場

フレンチブルドッグの平均的な価格は、約20~50万円位です。一般的に価格を上下させる条件として、血統や月齢、性別の他には、被毛の色があり、特にフレンチブルドッグの場合は、フォーンやブリンドルよりも、珍しい色が入ったパイドの方が少々高価になる傾向があります。また、フレンチブルドッグは頭の大きな体型から自然分娩での出産が難しく、帝王切開となるため、他の犬種よりも価格相場が少し高めになっています。

フレンチブルドッグのしつけのしやすさ

フレンチブルドッグは理解力や状況判断力に優れますので、しつけのしやすい犬種です。しつけの時にはフレンチブルドッグの特徴を生かし、きつくしかってしつける方法よりも、犬が理解する方向へ、「あなたがそんなことをすると私は悲しい」という気持ちを伝えるべく、落胆してみせたり落ち込んで見せたりする方法が効果的な場面もあるようです。

フレンチブルドッグの寿命

フレンチブルドッグの平均的は寿命は、10歳~12歳くらいといわれています。マズルが短い短頭種で、呼吸器系が弱いため、小型犬の中ではあまり寿命が長い方ではないといわれていますが、実際は20歳を越えたフレンチブルドッグの記録もあり、飼い主さんの日常の観察や管理によって寿命も変わってくるのかもしれません。

フレンチブルドッグの飼いやすさ

フレンチブルドッグは活発で遊び好き、飼い主さんの事が大好きで何でも一緒にしたいタイプの犬種で、吠え癖もつきにくく、静かで日本の住宅事情にも合っており、温度管理や健康管理に気を配っていれば、性格的には飼いやすい犬種です。

フレンチブルドッグのブラッシングや抜け毛などの処理

フレンチブルドッグの被毛は光沢があり柔らかく滑らかですが、抜け毛はそれなりに多い犬種です。毎日ラバーブラシなどでブラッシングをして、月に1~2回はシャンプーしてあげましょう。また、脂漏性になりやすい皮膚なので、顔の皺やボディを蒸しタオルなどでこまめに拭いてあげると皮膚炎の予防になります。

フレンチブルドッグの散歩

フレンチブルドッグは活発で遊び好きな犬種ではあるものの、運動量自体はそれほど多くを必要としないようです。20分くらいのお散歩を1日2回ほどさせてあげればよいでしょう。暑さは苦手なので、夏のお散歩は涼しい時間帯に行い、あまり暑い日にはお家の中で遊ばせるなど、気を付けてあげたいですね。

フレンチブルドッグの室内で飼うにあたって気になること

フレンチブルドッグをお家の中で飼う場合は、暑さに弱い犬種のため、温度管理に気を付けてあげましょう。エアコンや、涼しいお気に入りの場所を作ってあげると安心です。また体型から関節に負担がかかりやすい犬種ですので、フローリングの床にはマットや絨毯を敷くなど、滑りにくいように工夫してあげましょう。

フレンチブルドッグの子犬の時の大きさや体重

フレンチブルドッグの子犬は、生後3か月で約3kg、生後5か月で約5kg、生後7か月で約7kgまで成長し、1歳頃までに成犬のサイズになります。

フレンチブルドッグの成犬の時の大きさや体重

フレンチブルドッグの成犬のサイズは、体高26~31cm位、体重は約10~13kg位です。比較的体型や骨格に個体差がでやすい犬種です。

フレンチブルドッグの吠え声の大きさなど

フレンチブルドッグは無駄吠えが少なく、鳴き声もそれほど大きくない犬種で、自分の飼育している犬の鳴き声を聞いたことがない、という飼い主さんもいるようです。ただ、分離不安から鳴くことはしばしばありますので、寂しさを感じさせないように工夫してあげることで寂しさからの無駄吠えは予防できます。

フレンチブルドッグの餌について

フレンチブルドッグは遺伝的に肥満傾向になりやすい犬種です。運動量と餌の量のバランスを考慮して適性な量の良質なフードを与えましょう。しつけの際、ご褒美が有効な犬種ですが、ご褒美のカロリーと、食餌のカロリーとのバランスを考慮する必要があります。

フレンチブルドッグのかかりやすい病気

フレンチブルドッグのかかりやすい病気には、大きな目が傷ついたり異物が入ったりして炎症を起こす結膜炎や、短吻種がなりやすい鼻の穴が狭く呼吸困難を起こす鼻腔狭窄、先天的に股関節の形に異常がみられる股関節形成不全、ノミ・ダニ・食べ物などが原因で起こるアレルギー性皮膚炎、尿路結石、心疾患などです。

フレンチブルドッグってどんな犬?まとめ

フレンチブルドッグは独特の風貌で「ブサかわいい」と人気を博し、憎めない愛らしさで大人気の犬種です。犬種ならではの健康管理のコツがあり、上級者向けの犬種では?と考えられがちで、実際に体調管理や日々の観察は欠かせない犬種ではありますが、体調管理や日々の観察は他のどの犬種でも大切な飼い主の勤めでもあります。愛犬のために時間やお金、手間を惜しみなく差し出せる方であれば、フレンチブルドッグは与えたもの以上の幸せをもたらしてくれるでしょう!

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