ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの性格・しつけ・飼いやすさは?値段相場はいくら?

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ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、古くからイギリスで愛されてきました。

その歴史は12世紀頃に始まるといわれていますが、そのはるか昔からウェールズのペンブローク地方には小型の牧羊犬がおり、コーギーと呼ばれていたそうです。

有名なコーギーの愛好家にはエリザベス女王がいます。新婚旅行にも連れていくほど愛犬のコーギーを可愛がっており、パーティーにコーギーのブローチを着けて出席したそうですよ。

目次

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの性格

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの性格は、外向的でフレンドリーな働き者で、状況判断能力や訓練力が高く、興味を持つと自分から積極的に取り組み、習得する優秀な犬種です。縄張り意識が強く、番犬の役目も果たします。飼い主のことは大好きですが、離れたがらない甘えん坊な性質ではなく、お留守番も可能です。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの種類(色やタイプ)


ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの被毛は、中位の長さで直毛です。被毛のカラーは、レッド、セーブル、フォーン、ブラック&タンの単色で、脚、前胸、頭頂部にホワイトが入ります。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの値段・価格相場


ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの平均的な価格は、13~25万円位です。チャンピオン犬の子など、血統によって価格は変わります。毛色による価格の違いは他の犬種ほどはないようですが、日本ではフォーンが人気ですので多少高めの価格になっていることがあるかもしれません。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークのしつけのしやすさ

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは元々牧羊犬として人間と一緒に仕事をしてきましたので、訓練はお手のものです。ただ、牧羊犬の特徴として吠えやすいということがあります。主従関係をはっきりとさせ、吠えて欲しくないときにはコントロールできるようにしつけておきましょう。何かを要求して吠えるときには完全に無視しなくてはなりません。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの寿命

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの平均寿命は12~14歳といわれています。活発で運動が好きな犬種ですので、老犬だからと運動を全くさせないのではなく、個々の体力に合わせてお散歩の時間を短くするなどして、老犬でもコーギーらしく、ストレス解消と気分転換をさせてあげたいですね。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの飼いやすさ


ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、温厚で外向的な性格と憎めないルックスで人気がありますが、初めて犬を飼う、という方にはあまり向かない犬種かもしれません。牧羊犬の名残からか、大きな声で吠えることが多いこと、噛み癖がつきがちなこと、運動量が必要なことなどから、飼い主には充分な気力体力と、基本的な犬のしつけ方を理解していることが求められる犬種です。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークのブラッシングや抜け毛などの処理

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの被毛はそれほど長くはありませんが、ダブルコートで密に生えているので、抜け毛が多い犬種です。その体型から、特にお腹のあたりの毛が汚れやすいので、被毛や皮膚を清潔で健康な状態に保つためには、毎日スリッカーブラシなどでブラッシングしてあげましょう。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの散歩

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、牧羊犬の血を引いているため、走り回るのが大好きで、多くの運動量が必要な犬種です。30分くらいの散歩を1日に2回は行い、たまに長めの散歩やボール遊びなどをしてあげるとよいでしょう。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの室内で飼うにあたって気になること

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは体重が中型犬に近く、活発ですので小さな子どもやお年寄りは体力的に持て余してしまうこともあるようです。犬が興奮したときの体当たりなどには注意が必要です。椎間板ヘルニアになりやすいので、足腰に負担をかけないよう、床や階段には滑らないような工夫をしてあげましょう。後ろ足だけで立たせたりするのも負担が大きいので避けた方がよさそうです。抱っこするときも、前足と後ろ足がなるべく平行になるように抱えてあげましょう。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの子犬の時の大きさや体重


ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの子犬のサイズは、生後3か月で約3.5kg、生後5か月で約6kg、生後7か月で約8.5kgです。その後成長は緩やかになり、1歳になるころに成犬と同じくらいのサイズになります。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの成犬の時の大きさや体重

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの成犬のサイズは、体高が約25~31cm、体重は約10~12kgです。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの吠え声の大きさなど

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは元々牧羊犬でしたので、吠えるのは得意な犬種です。縄張り意識が強く、大きくよく響く声で吠えますので、吠えて欲しくないときには吠えないようにコントロールできるようにしつけが必要です。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの餌について


ウエルシュ・コーギー・ペンブロークは食欲旺盛で、肥満傾向になりやすい犬種です。胴長短足の体型は肥満が椎間板ヘルニアに繋がりますので、適度な運動と、おやつやフードの量のコントロールをしっかりしましょう。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークのかかりやすい病気


ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは胴長の体型が特徴ですが、太ってしまうと背骨を痛め、椎間板ヘルニアになりやすい犬種です。遺伝性疾患として尿石症の一種のシスチン尿症、網膜が変性して萎縮してしまう進行性網膜萎縮症、てんかん、股関節形成不全などがコーギーに発症しやすいといわれている疾病です。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークってどんな犬?まとめ


故郷ウェールズでは背中に妖精を乗せて走り回っていたという民話が伝わるウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、イギリスで大切にされてきました。初心者には飼育が少々難しい犬種かもしれませんが、しつけをしっかりとして、社会性を教え、飼い主が犬の頼れる落ち着いたリーダーとなってきちんと主従関係を築ければ、コーギーと良い関係のパートナーとなれるでしょう。

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